日時 2021年9月16日(木)午後2時~午後5時20分
(フォーラム終了後、午後5時30分より情報交換会開催)
場所 すべてZoomによるオンライン開催
参加費 無料
先着500名・事前申込制 (下記URLより申し込みをお願いします)
後援 経済産業省、麗澤大学企業倫理研究センター
OECD対日審査の結果をふまえて今年5月に外国公務員贈賄防止指針が改訂されました。同指針でも言及された日本版司法取引(合意制度)を、贈賄発覚時の危機管理においてどのように活用すべきかが現在試されています。一方、現在も続く、新型コロナウイルスの世界的流行は企業活動に加え、各国の腐敗防止に関する状況にも重大な影響を生じさせており、SDGs/ESGの観点からも企業には取組が求められています。
本フォーラムでは、贈賄発覚時の危機管理として司法取引制度の活用、コロナ危機下の贈賄防止の取組と課題についてそれぞれパネルディスカッションを行います。また、経済産業省よりOECD審査をふまえた外国公務員贈賄防止指針の改訂について解説いただくほか、OECDのアドバイザーを務める今井教授から司法取引等の裁判外事件処理の国際潮流を報告いただきます。
腐敗防止に関心のある、多くの企業、投資家、弁護士、研究者などの皆様のご参加をお待ちしております。フォーラム終了後には、Zoomによるオンライン懇親会も開催します。関係者の皆様が立場を超えて交流を深めるよい機会ですので是非ご参加お願いします。
プログラム(予定)
第1部 14:00-15:40
◆開会挨拶 竹内朗弁護士(ABCJ運営委員)
◆来賓報告「外国公務員贈賄防止指針改訂の背景・概要」
渡邊佳奈子氏(経済産業省経済産業政策局 知的財産政策室長)
◆パネルディスカッション
「事例で学ぶ贈賄発覚時の危機管理と司法取引の活用」
モデレーター 五味祐子弁護士(ABCJ)
パネリスト 稲川龍也弁護士(ABCJ)、工藤寛太弁護士(大和ハウス工業株式会社/ABCJ)、桒原里枝弁護士(ABCJ)、牧野輝暁弁護士(ABCJ)
休 憩 15:40-15:50
第2部 15:50-17:20
◆特別報告「贈賄防止に関する裁判外事件処理の国際潮流と影響」
今井猛嘉氏(法政大学/OECD High-Level Advisory Group on Anti-Corruption and Integrity/ABCJ)
◆パネルディスカッション
「コロナ危機下での腐敗防止の取組と課題―ESG・SDGs課題としての意義」
モデレーター 藤野真也氏(麗澤大学/ABCJ)
パネリスト 山内哲也氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)、早川公平氏(帝人株式会社)、後藤裕子氏(信越化学工業株式会社)、松原稔氏(りそなアセットマネジメント株式会社)、吉田武史弁護士(ABCJ)
◆閉会挨拶 矢部英貴氏(GCNJ事務局長)
全体進行 高橋大祐弁護士(ABCJ)、冨さやか氏(GCNJ)
フォーラム終了後、情報交換会開催 17:30~
◆挨拶 國廣正弁護士(ABCJ)、西垣建剛弁護士(ABCJ)
Comments